GAME REPORTS
2016.04.24 14:00KO @キンチョウスタジアム
関西学生サッカーリーグ 前期 第3節
vs 阪南大学
●1-2(1-1)




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開幕戦、第2節と黒星が続く関西大学。第3節となる今日、迎える相手は昨シーズン準優勝に終わり、王座奪還を目指す阪南大学。前節を8点の大量得点で勝利している強敵に対してどのように勝ち点3を奪いにいくのか。
課題となっていた立ち上がりは、前半3分の鈴木のシュートや7分の竹下の抜け出しに対して布施が絶妙なスルーパスを見せるなど、攻撃面において積極的な場面が多く見られた。しかし前半9分、自陣内でファールを犯し、相手に早いリスタートから抜け出され、1度はブロックするもボールはそのまま自陣ゴールへ。良い攻撃が続いていただけに、痛い失点となった。14分、20分にも左サイドを崩されシュートまで持ち込まれるが、キーパー前川がストップ。22分にはPA近くで清永が倒されFKを獲得するも清永のキックはバーの上。自陣でのミスから攻め込まれる場面も見られたが、DF陣がしっかり対応。そして29分、前川からの前線中央へのロングキックを竹下が競り合い、こぼれたボールに素早く反応。相手キーパーもかわし、左足で冷静に流し込み同点とする。勢いに乗りたい関西大学は、布施の右サイドからのクロスに対して森主、清永のシュートが阻まれるも、布施を起点に攻撃で良い流れを掴み始めている。その後は相手のサイド攻撃に苦しめられる時間帯もあったが、DF陣が体を張って防ぎ、ここで前半終了の笛。失点もあったが、全体的に押し込んでいる印象がある前半となった。
追加点が欲しい後半立ち上がりだが、両者一進一退の攻防が続く。後半10分、コーナーキックからのこぼれ球に相手が先に反応しピンチを迎えるも前川が気迫のこもったセーブを見せる。20分以降は吉井、平尾、俵を投入。平尾の積極的なサイド突破が関西大学を勢い付ける。35分にはFKを得るも得点にはならず、逆にカウンターを食らうがオフサイドにより失点は免れた。その後は左サイドを抜け出されフリーでシュートを打たれるが再び前川が好セーブを見せるなど、今日も前川のプレーが光る。しかし43分、攻撃で良い流れが続き前がかりになっていた中、自陣中央からの相手のロングシュートにキーパーが反応するも防ぎきれず一点差とされる。アディショナルタイムは3分。なんとか同点に追いつきたい関西大学だが、あと一歩及ばずここで試合終了の笛。
終盤での失点により今節も黒星となった関西大学だったが、確実に勝利に近づいている。気持ちを切り替えて次節の勝利に向けて良い準備をして臨みたい。


文 責:築坂 俊太(2回生)
確認者:前田 雅文




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