GAME REPORTS
2016.05.01 14:00KO @ヤンマーフィールド長居
関西サッカーリーグ 前期 第4節
vs アルテリーヴォ和歌山
●0-1(0-1)





先発:鴨川 阪本 門坂 安田 杉本健 長尾 島田 三井→松井 鐘尾→吉塚 永松 古庄→中堀
得点:

去年の上位チームに対して1勝2分と未だ負けのない関大FC2008。第4節となる今回の相手は、昨年の優勝チームであり、4月3日に行われたThe KSL Challengeで惜しくも敗北したアルテリーヴォ和歌山。3連勝と勢いに乗る相手に対して、自分たちの細かく繋ぎゴールへ向かうというサッカーができるかが勝負の鍵であった。
立ち上がり前半1分、相手に左サイドからクロスをあげられ、マークが外れたところをつかれてしまい失点。すぐさま立て直そうとするも、ボール奪った直後に相手ボールになってしまったり、セカンドボールを拾えなかったりと、自分たちの時間になかなかもっていけない。また、中盤での守備のポジショニングも悪く、簡単に縦パスを通されてしまうことが多かった。30分には相手のコーナーキックからのヘディングシュートがバーにあたり、立て続けにこぼれ球のシュートもポストに当たりピンチを迎えるも失点にはいたらない。 35分頃からパスが回りはじめ、相手陣地の深いところまでいくようになり、シュートまではいけないものの、こちらの流れになったところで前半が終了した。
ハーフタイムでは、後半に向けて風上になることもあり、必ずチャンスが来る事を信じ、絶対に失点をせずにしっかりと全員で守ることを確認した。
後半は、立ち上がりからセカンドボールが拾え、また前線からプレスに行く事によって自分たち時間が多く作れるようになった。50分に三井に代わり、裏への飛び出しが得意な松井が投入される。61分のコーナーキックから、65分のクロスから相手にチャンスを作られるも、初スタメンの1回生鴨川を中心に体を張ってゴールを死守する。70分に鐘尾を吉塚に、77分には古庄を中堀に代え、前線の活性化を促し、80分にようやくチャンスが訪れる。相手のクリアミスが、裏に抜け出していた長尾のところにこぼれ、キーパーと1対1となるが、これを決められない。 そのまま、両チームとも得点を入れることができず、試合は終了した。
この試合を通して、やはり攻撃時に低い位置ではボールを回せているのに、高い位置になると一か八かで相手の背後に長いボールを蹴り、結局相手にボールを渡してしまっていた。練習での紅白戦で上手くいっていた、ボールを細かく回してゴールへ向かうということが何故かこの試合では出来なかった。序盤に先制され、焦りもあったのかもしれないが、それでも自分たちの良さをなくしてはならないし、ゲームメイクというところで中盤の選手だけのせいにしてはならない。これからは技術だけでなく戦術的な部分での成長も必要だと感じた。 前期の折り返しとなり、あまり勝ち点の積み重ねはできていないが、まだまだ全社への出場や、リーグ優勝の可能性は十分ある。まずは2週間後の京都紫光クラブ戦に向けて、チーム一丸となって、厳しい練習に取り組んでいく。


文 責:古賀 琢也 (4回生)
確認者:保手濱 直樹








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