GAME REPORTS
2016.05.04 11:30KO @亀岡陸上競技場
関西学生サッカーリーグ 前期 第5節
vs 京都産業大学
○1-0(0-0)
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リーグも開幕して早1か月。勝ち星こそまだないが、徐々にゲーム内容も上向きになっている関大。今節こそ、今シーズン初勝利を手にしたい。対戦相手は昨年1勝1分の京産大だが、いずれも接戦を繰り広げているだけに気は抜けない。
キックオフは関大。風下にたった為に風も少し気にしたプレーが必要か。立ち上がりは互いにボールが収まらず、両者1回ずつサイドからチャンスを演出するが決定機には至らない。前半10分、左サイドからのクロスを加賀山が合わせるもキーパー正面。これが関大のファーストシュートになる。徐々に攻撃の波長が合い始めた関大はテンポよくパスを回し、時には素早いカウンターも使い京産大ゴールへ向かうもゴールまであと一歩。守備は肝心な部分は相手を自由にさせず、安定したまま前半は終了。守備は集中力と素早い切り替えを継続し、攻撃はリズムよくゴールへ迫り後半こそ先制点を奪いたいところだ。
後半開始からテンポの良いパス回しと、前半よりも一段階ギアが上がった前線からのプレスで主導権を握り始めた関大。13分には自陣でのボールロストからピンチを招くものの前川の集中力がチームを救う。その直後から京産大ゴールへ次々と迫り始める関大は15分、19分と続けてPA内でシュートを放ち、京産大ゴールを脅かす。そして後半30分、チャンスから得た左CK。キッカー藤村から放たれたボールは試合開始から吹く風も味方し、綺麗な弧を描きながらキーパーの手をかすめて直接ゴールに吸い込まれる。関大は欲しかった先制点を奪うことに成功する。その後もプレスをかけ続け、チャンスになればゴールを奪いに行く姿勢を示し続けた関大。待望の今シーズン初勝利を手にした。
試合を重ねるごとに攻守ともに迫力を増すチームは次節、去年4冠を達成しライバルである関西学院大学戦へ大きな弾みをつけるゲームになったに違いない。
文 責:鈴木 健太(2回生)
確認者:前田 雅文
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