GAME REPORT
2018.05.03 14:00KO @キンチョウスタジアム
関西学生サッカーリーグ 前期 第5節
vs関西学院大学 〇2-0(1-0)

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関西学生リーグ前期第5節兼第63回関関定期戦。昨年は1勝1敗と互角の戦いであった現在3位の関西学院大学との試合。現在4位の関西大学は、この伝統の一戦に勝利し、上位進出に向け大きく弾みをつけたい。試合は関学ボールでキックオフ。
立ち上がりから関大ペースで試合を運んで行く中、前半10分牧野のコーナキックに大久保がヘディングで合わせ、先制。このまま勢いに乗っていきたい関大は、長短のパスを織り交ぜ、サイドからクロスという形を多く作れているものの、なかなか追加点を奪うことができない。一方で、DF陣は荒木、羽田を中心として相手に良い形を作らせない。 お互い拮抗した展開が続く中、前半27分中盤で細かく繋ぎ、塩谷強烈ながミドルシュートを放つもクロスバーに当たり、追加点ならず。これ以降はお互いに決定機を作り出すことができず、1-0で前半終了。
前半、サイドからクロスは上がっているものの中で合わすことができなかった。後半は相手のカウンターやサイド攻撃に注意しながらも関大ペースで試合を運び、この伝統の一戦を勝利で飾りたい。
後半の立ち上がりは相手がボールを支配する時間が続いたが、長井のインターセプトを皮切りに流れを引き戻す。後半16分、塩谷がいい位置で得たフリーキックを牧野がゴール左端に沈め、2-0。相手を突き放すことに成功する。しかし、直後に相手にフリーキックを与えてしまいピンチを迎えるが、全員が身体を張り、間一髪のところでゴールを死守する。 追加点を挙げ、相手をさらに突き放したい関大は、大久保に代え高橋、牧野に代え松本を立て続けに投入。その松本が蹴るコーナキックから混戦が生まれるも得点にはならない。その後、徐々に相手ペースとなり攻められる時間が長くなるもDF陣を中心としてしっかり守りきり、今期初の無失点2-0で試合終了。
伝統の一戦に勝利し、勝ち点3を得ることができた関西大学。中1日で行われる次節、同志社大学戦に向けしっかりと準備し、連勝を目指す。



文 責:小倉 智哉
確認者:前田 雅文