GAME REPORT
2018.05.19 14:00k.o. @上富田球戯場
関西サッカーリーグ 第3節
vsアルテリーヴォ和歌山 ●1-3(0-2)

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2018年5月19日(土)上富田球戯場で第53回関西サッカーリーグ第3節が行われた。第3節の相手は、現在4位のアルテリーヴォ和歌山である。開幕2連勝の関大FC2008は昨年果たすことが出来なかった開幕3連勝を目指す。
試合は、アルテリーヴォのキックオフで開始された。試合開始早々の前半3分、左サイドを中堀が突破しクロスをあげる。これを松山が合わせるがシュートは惜しくもキーパーの正面。開始早々からチャンスを作る関大だが、前半8分左サイドから右サイドへのサイドチェンジからシュートを打たれる。これを高村が一度は防ぐものの、こぼれ球をつめられ、立ち上がりに失点してしまう。失点後ペースはアルテリーヴォ。ボールを支配される厳しい時間の中、これ以上の失点は与えないと、吉田と和田を中心に粘り強く守る展開が続く。すると27分関大は良い位置でフリーキックを得る。このフリーキックに吉田が合わせるも、これはゴール右横をそれていく。しかし、このプレーを機に関大の攻撃にリズムが生まれ始める。30分には前線の良い守備から、鐘尾がシュートを放ち、36分には、真ん中を早いパス回しで崩し、最後は松山がシュートを放つが、キーパーに阻まれる。しかし良いリズムが出ていた関大だが、一瞬の隙を突かれる。42分中盤のミスからカウンターをくらい、2点目を決められてしまう。チャンスはあったものの得点を奪うことが出来ず0-2で前半が終了する。
ハーフタイムを終え、関大のキックオフで後半が開始した。開始早々から前半同様アルテリーヴォにボールを保持される時間帯が続く。そんな厳しい状況を変えようと途中出場の梅津が積極的にボールを受け、ゲームをコントロールしようする。同じく途中出場の門脇と宮脇の前線からの守備から流れを傾けようとする。そして後半35分ついに得点がうまれる。後ろからのロングボールを鐘尾がヘディングでそらし、宮脇が抜け出す。2人に囲まれた状況だったが、巧みな個人技で相手をかわし、ペナルティエリアで倒されPKを獲得。このPKを鐘尾が左隅に落ち着いて決め、1点差に詰め寄る。これで鐘尾は開幕戦から3試合連続ゴールとなる。これを機に流れは一気に関大ペース。幾度のチャンスを迎えるが、これはアルテリーヴォも集中した守備を見せる。そんな関大ペースが続く中、後半44分アルテリーヴォにまたしても一瞬の隙をつかれ失点し、点差を離されてしまう。最後まで攻め続けた関大だが、得点が奪えず1対3でアルテリーヴォに敗戦。
開幕3連勝とはならなかった。次節の対戦相手はFC TIAMO枚方。6月3日に控えたこの試合に向け、全員で勝利を掴みに行く。



文 責:平沼 陸
確認者:古橋 勇希