GAME REPORT
2017.06.11 13:45KO @明治国際医療大学
関西学生女子サッカー 春季2部リーグ 順位決定戦 1回戦
vsびわこ成蹊スポーツ大学 〇2-0(0-0)

先発:佐々木 岸本 河崎 金子 国広 川原 鳥本 吉田 藤崎 大田萌→ゴギー 濱
得点: 58' 鳥本 70' 大田萌

予選リーグ1位通過のかかった前節では1-5と大敗したが、1部昇格という目標は消えた訳ではない。絶対に次に繋げるという強い気持ちでびわこ成蹊スポーツ大学との試合に挑んだ。
今シーズン2度目となる明治国際医療大学での試合は、晴天の中、関大ボールでキックオフした。 前半5分、ディフェンスラインから吉田、鳥本へとボールが繋がり、鳥本が得意のドリブルで相手をかわしシュートを放つもキーパーに阻まれる。前半勢いに乗りたい関大だが、前半7分にディフェンスの裏に抜け出されシュートを打たれる。しかし、キーパー佐々木のナイスセーブで失点を免れる。両チームとも先制点を狙う前半9分、大田が左サイドをドリブルで突破しチャンスを作るがなかなか決定的な場面を作ることが出来ない。そんな中、前半22分にコーナーキックのチャンスを得る。ショートコーナーでは、狙い通りの崩しが出来たが惜しくもボールはゴール前で流れてしまう。前半32分には、大田のプレスバックからそのままドリブルで運び、藤崎から逆に展開するも惜しくも得点には繋がらない。いい流れのまま先制点を狙いたいが、前半37分相手のドリブルによりピンチを招く。しかしこれは金子が体を張りシュートを打たせない。前半43分コーナーキックのチャンスが再び来るが、これもシュートで終われず流れを取り戻せない。徐々に相手ペースとなってしまった前半45分にはクリアボールがディフェンスの間を抜け、シュートまで行かれるがこれは相手のミスに助けられ、前半を0-0で終える。
早い時間帯に先制し、勢いに乗りたい後半は、相手ボールでキックオフ。立ち上がりから関大が流れを掴む。すると、後半13分金子がスローインを濱へとつなぎ、中に折り返したボールを大田が競り、そのこぼれ球を鳥本が反転してシュート。これが決まり、1-0となる。先制した関大は勢いに乗る。後半18分敵陣地でゲームを作りたい関大は濱からペナルティーエリア付近に斜めに入った川原へパスが出るが繋がらない。いい形を作るがシュートまでいけない時間が続く。後半24分相手にシュートを打たれ、嫌な流れになる。しかし、後半25分大田がインターセプトからドリブルで抜け出し落ち着いてゴールに流し込み追加点を奪う。このゴールでまた関大が勢いを取り戻す。後半29分には濱の前線からのプレスでボールを奪い、吉田がシュートを放つ。さらに追加点が欲しい関大は後半37分に大田に変わりゴギーが入る。後半39分に変わって入ったゴギーのワンタッチプレーから島本が抜け出し、仕掛け、最後は吉田がシュートを打つがこれは相手にディフェンスに阻まれる。終盤押し込まれる場面も全員で声をかけ守りきり、2-0で試合終了。
これにより、順位決定トーナメント上位リーグの決勝進出が決まった。相手は、予選リーグで大敗した明治国際医療大学である。今日の試合内容では、一部昇格は厳しい。全員がその自覚を持ち、一週間練習し試合に挑みたい。



文 責:加藤 友梨(3回生)
確認者:足高 清司