GAME REPORT

2019.09.22 14:00k.o. @水口陸上競技場
関西サッカーリーグ 第14節
vsFC TIAMO枚方 △2-2(2-1)

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関西サッカーリーグ後期第7節。現在5位で迎える最終節。相手は首位を走るFC TIAMO枚方である。全国地域サッカーチャンピオンズリーグに参加する1つの条件である3位になる為にも絶対に勝たなければならない関大FC2008。重要な一戦がキックオフされた。
立ち上がり、両者ともなかなかシュートまでいけない展開が続く。最初にチャンスを作ったのは関大FC2008だ。前半11分に藤崎のクロスに渡邊が合わせ、そのこぼれ球を足立が豪快なボレーシュートを放つも枠の上。その後も関大FC2008は今井と足立、平松の見事な連携で、右サイドを何度も崩し、攻め込む時間が続くがゴールに結びつかない。前半21分、自陣でボールを奪われ、スルーパスから抜け出されキーパーと一対一をむかえるが小林が体を張ってゴールを守る。また、前半28分にも相手に連携で崩されシュートを打たれるが高野が体を張って防ぐ。立て続けにピンチが続き、とうとう均衡が破れてしまう。前半34分、FC TIAMO枚方にサイドへのスルーパスから強烈なミドルシュートを決められ先制される。
その直後、前半35分、FC TIAMO枚方に中央を崩され、個人技からのシュートにより連続失点を許してしまい、0-2となる。しかし、ここで関大FC2008が反撃の狼煙をあげる。前半37分、関大FC2008は藤崎の絶妙なコーナーキックから加藤が合わせて得点し、点差を1に縮める。その後、関大FC2008ペースだったが追加点を奪えず1-2で前半を折り返す。
両チーム、メンバー交代なしで後半キックオフ。後半1分、FC TIAMO枚方にサイドチェンジからの落としをトラップせず振り抜かれるも枠の外。後半5分にも、FC TIAMO枚方にクロスを頭で合わされるも枠の外。序盤から立て続けにピンチを迎える。その後、雨が降り始めピッチの状態が変わり、展開が激しくなる。後半13分にはFC TIAMO枚方に中央を崩されゴールネットを揺らされるもオフサイド。その後もFC TIAMO枚方にボールを保持される時間が続く。流れを変えたい関大FC2008は後半27分、足立に代わり寺脇を投入。何とか同点に追いつきたい関大FC2008はさらに後半33分、平沼に代わり濱口を投入。立て続けに、後半36分には藤崎に代わり金を投入。その後も一進一退の攻防が続く。関大FC2008は何度もゴールに迫るが得点に結びつかない。
カウンター合戦が続く中、関大FC2008は粘り強いディフェンスを続けた。その一方FC TIAMO枚方の運動量が徐々に落ち始める。そして後半43分、関大FC2008は平松と濱口で中央を崩し最後は濱口の強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、2-2と同点に追いつく。ロスタイムは3分と表示される。
濱口のゴールを機に関大FC2008は勢いに乗り、逆転を狙いゴールに迫るも得点には奪えない。逆にFC TIAMO枚方も攻撃の手を緩めない。後半46分にはFC TIAMO枚方に深い位置からのクロスを合わされるが小林がファインセーブで弾き、こぼれ球をさらに押し込まれるが関大FC2008のディフェンダーが間一髪ボールを掻き出し、ゴールを死守。後半46分に関大FC2008は渡邊に代わり夘田を投入する。その後FC TIAMO枚方に最後まで猛攻されるも失点を許さず2-2で試合終了。同点弾を決めた濱口は「どうにかシュートまで持っていこうと考えていた。また、相手の運動量も落ちてきていたため、自分がフリーになる場面が出てくると思っていた。平松とワンツーで抜け出し、自分のイメージ通りのプレーができた。個人的にも結果が欲しかったので得点を取れて、勝ち点1を獲得できたのは良かったと思う。」と試合を振り返った。
最終節を終え、今シーズンの結果は4位となった。





文 責:北島 大河(2回生)

確認者:米田 淳人