GAME REPORT

2019.10.05 11:30k.o. @金岡公園陸上競技場
The KSL Cup 2019 1回戦
vs阪南大クラブ ●3-7(2-2)

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TheKSLCup2019 1回戦。相手は関西サッカーリーグで1勝1敗の阪南大クラブ。トーナメント方式の絶対に負けられない一戦。タイトルを掴み取るために、全員で勝利を目指す。立ち上がり、関大FC2008ペースでボールをつなぎ、何度も阪南大クラブ陣内に攻め込むがシュートまで行くことができない。最初にチャンスを作ったのは関大FC2008だ。前半10分に、平松のスルーパスに抜け出した加藤がシュートを放つが阪南大クラブのディフェンダーに防がれる。そして、前半17分に加藤と平松が華麗なドリブルとパスワークでペナルティエリア内に侵入し、最後は加藤がゴールの左下にシュートを突き刺す。立て続けに関大FC2008は前半19分、加藤がペナルティエリア外からミドルシュートを決め、2-0とリードを広げる。しかし、ここから阪南大クラブの逆襲が始まる。前半28分、阪南大クラブにクロスボールにボレーシュートで合わされるが、ゴールの横に外れる。そして直後の前半29分、阪南大クラブにドリブルでペナルティエリアに侵入される。これにたまらず関大FC2008の増岡がファールをしてしまい、阪南大クラブにPKを獲得されてしまう。阪南大クラブがこれをきっちり決め、2-1と点差を1に縮められる。点差を広げたい関大FC2008は前半37分に平松のクロスを足立が折り返し、最後は加藤がシュートを放つもポストに阻まれる。しかし、前半38分、阪南大クラブに右からのクロスを合わされ、ゴールキーパー小林が弾いたが、こぼれ球を詰められ、2-2の同点に追いつかれてしまう。その後、阪南大クラブの猛攻に合うが、得点を許さず前半終了。両チーム選手交代なしで後半キックオフ。そして序盤から試合は動く。後半1分、阪南大クラブの右サイドからのコーナーキックを弾き出すも、再度クロスをあげられ、これをボレーシュートで合わされ2-3とされる。追いつきたい関大FC2008は、後半3分、足立亘のクロスボールを藤崎啓が合わせて3-3と振り出しに戻す。同点に追いついたものの、後半9分、阪南大クラブにコーナーキックからヘディングでの折り返しにボレーシュートで合わされて3-4と突き放される。さらに後半17分、阪南大クラブにペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを決められて3-5とリードを広げられる。何とか追いつきたい関大FC2008は足立亘に代わり奥井を投入。後半21分、阪南大クラブにクロスの折り返しに合わされ、一旦小林が弾くもまたも押し込まれて、3-6とされる。得点が欲しい関大FC2008は後半28分、森下、藤崎啓に代わり本田、夘田を投入。しかし、阪南大クラブは攻撃の手を緩めない。後半36分フリーキックにヘディングで合わされて3-7とされる。後半36分、このままでは終われない関大FC2008は平松に代わり寺脇を投入。立て続けに後半40分には北浦に代えて竹内を投入した。アディショナルタイムは4分。関大FC2008は最後の猛攻を仕掛ける。後半49分奥井のフリーキックを押し込みネットを揺らすもファール。得点は奪えず、3-7で試合終了。この結果1回戦敗退という悔しい結果となった。試合後、DFの渡邊は「早々の2点リードでの油断から連続失点をし、そこから立ち直せないというFCの弱さが出た試合だった。そして何より、ひたむきに泥臭くという関大らしさが全くなかった。課題の部分を反省し、気持ちを切り替えて次につなげたい。」と振り返った。来週から全国社会人サッカー選手権大会が始まる。次こそは全員でタイトルを掴み取りたい。





文 責:北島 大河(2回生)

確認者:米田 淳人