GAME REPORT

2019.06.02 11:30k.o. @きしろスタジアム
関西サッカーリーグ 第3節
vsバンディオンセ加古川 ●2-3(1-1)

公式記録はこちら


関西サッカーリーグ第3節。初勝利を目指して戦う今節の相手は去年悔しい思いをさせられたバンディオンセ加古川。リーグ制覇に向けてなんとしても勝ち点3が欲しい戦いである。
曇り空の中、バンディオンセ加古川ボールで試合が始まった。最初のチャンスはバンディオンセ加古川。前半8分左サイドからクロスを上げられヘディングで合わされるが小林がしっかりキャッチする。しかし嫌な流れは続き、前半12分に再び左サイドからのクロスを頭で合わされ0-1とされる。その後もなかなかペースをつかめず、シュートまでいけない時間が続く。そんななか迎えた前半35分田口がファーストシュートとなるミドルシュートを放つが枠を捉えることができない。このまま流れに乗っていきたい関大FC2008であったが前半42分、カウンターからピンチを迎えるが北浦が体を張ってブロックし、追加点を許さない。すると前半46分、藤崎啓のFKから糸井がチャンスを迎えるがゴールは奪えず、そしてそのまま前半終了。後半の奮起に期待がかかる。
後半やや押し込まれ気味で試合が始まる。しかし、後半8分糸井がキーパーの位置を見てロングシュート。これがスーパーゴールとなり試合を振り出しに戻す。その後、ピンチを迎えるがDFラインを中心に粘り強いディフェンスで相手に得点を許さない。後半14分田口に変えて奥井、後半20分には平沼に変えて金を投入し追加点を狙う。すると後半28分コーナーキックからチャンスをつくり奥井が決定機を迎えるが惜しくもネットを揺らすことはできない。後半29分藤崎啓に変えてエース本田を投入し勝負に出る。さらに後半30分には相手選手が退場し数的有利となる。しかし、逆に攻め込まれる時間が続く。流れを変えたい関大FC2008は後半37分高野に変えて森下、後半42分には糸井に変えて加藤を投入。するとその直後、待望の追加点が生まれる。カウンターから加藤が抜け出し、クロスを上げるとこれが相手のオウンゴールを誘う。なんとかこのまま逃げ切りたい関大FC2008であったが、直後の後半45分セットプレーから1度はクロスバーに救われるも、こぼれ球を押し込まれ同点にされてしまう。さらに後半49分カウンターから相手にクロスを合わされ逆転を許してしまう。そしてこのまま2-3で試合終了。悔しすぎる敗戦となった。
GKの小林は、「チームとして集中した形で試合に入れていた。悔やまれるのはこちらがリードをした後の戦い方、残り時間を冷静に戦うことができず逆転されてしまった。今回の敗戦を教訓に、次節こそは勝利し勢いにのりたい。」と試合を振り返った。次節はSt.Andrew's FCとの対戦である。大学生対決を制しなんとしても初勝利を手に入れる。

文 責:細田 一希(2回生)
確認者:古橋 勇希