GAME REPORT
2019.11.10 16:15k.o. @大阪体育大学
関西学生女子サッカー秋季リーグ 1部 第7節
vsびわこ成蹊スポーツ大学 〇3-0(1-0)



いよいよ最終節を迎えた、関西学生女子サッカー秋季リーグ第7節。相手は、2部春季リーグの決勝で敗戦を喫したびわこ成蹊スポーツ大学。1部残留に望みを繋げるため、絶対に負けられない関大なでしこ。びわこのキックオフで前半が始まる。
開始早々から、関大なでしこがチャンスを迎える。前半2分、田中杏から左サイドの鳥本へとパスが繋がり、裏へのパスに塚原が反応するも惜しくも繋がらない。その4分後には、大田萌のクロスに濱直が反応するも触ることができない。相手ゴールに攻める時間が長い中、なかなか得点には結びつかない。前半16分、成迫、濱直、大田萌とパスが繋がりシュートを狙うも、相手の厳しいマークにより打ちきれず。その後も、FW大田萌を起点にボールを保持する時間が続くものの、決定的なチャンスを作ることができない。前半38分、40分と相手にコーナーキックを与え、徐々にペースを握られ始めるが、集中した守備で得点を許さない。前半終了間際の44分、右サイドの成迫からのクロスに大田萌が反応し、待望の先制点が生まれる。前半終了間際の良い時間帯に先制点を奪い、前半を折り返す。
後半からは成迫に代えて真木を投入し、追加点を狙いにいく。後半2分、裏へのボールを蹴りこまれるが、吉田絢が対応する。後半8分、塚原と大田萌のパス交換から、サイドで藤崎愛がパスを受け、センタリングを上げる。このセンタリングに、大田萌がヘディングで合わせるも枠を捉えきれない。さらに後半18分、吉田絢から大田萌、塚原へとパスが繋がり、裏へ抜け出した真木にスルーパスを出すも繋がらない。後半29分には、こぼれ球に笹部が反応し、シュートを打つが、惜しくもゴールから外れる。ボールを保持する時間は長いものの、2点目が遠い関大なでしこ。その後は、均衡した時間が続く。後半34分、関大なでしこはゴール前でフリーキックを獲得する。このフリーキックを、混戦の中大田萌が押し込み、追加点を挙げる。このゴールで勢いがついた関大なでしこは、後半終了間際の44分にも鳥本のクロスに大田萌が合わせ3点目を挙げ、試合を決定付けた。そしてここでタイムアップ。
春季リーグのリベンジを果たしたと共に、1部残留に望みを繋げた。しかし、今日の勝利は1部残留に向けての通過点に過ぎない。入替戦の相手である関西学院大学に勝利し、1部残留を成し遂げたい。


文責:真木 悠花
確認:足高 清司