GAME REPORT
2019.10.05. 14:30k.o. @同志社大学京田辺グラウンド
Iリーグ2019[関西]Cブロック 第10節
vs 同志社大学 ●2-3(1-0)

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前節、大阪産業大学Ⅱに2対2と引き分け、後期は勝ち星がなく中々勝ち点を積み上げる事ができない関大SOLEO。今節の相手は同志社大学Ⅰ。なんとか勝利を掴み取り、いい形で最終節を迎えたいところだ。試合は同志社大学ボールでキックオフ。立ち上がりは同志社大学ペースで試合が進み、前半6分に相手のシュートがクロスバーに当たるなど、危ない場面が続く中、前半8分に外山が仕掛けからのクロスを上げ、芝元、慶田と繋ぎシュートまで持っていく。続く、前半14分にも外山が遠目からシュートを狙うなど、外山の積極的なプレーで流れを掴もうとする。すると前半19分、積極的なプレーを見せていた外山のクロスに慶田が足で合わせて待望の先制点を奪う。その後は、連動した前線からのプレッシャーで関大SOLEOのペースになるも、追加点を奪うことが出来ない。前半39分にはピンチを迎えるも、今西一、吉松の気持ちの入ったプレーでピンチ凌ぎ、前半終了。後半も立ち上がりは同志社ペース。積極的な芝元の縦パスや長冨瞬の裏への動き出しで得点を狙い、攻め込む時間が増えてきた中、後半23分にコーナーキックからニアで合わされて、失点。続く後半31分には、センターバックとボランチの間の開いたスペースを使われ、ミドルシュートを決められて逆転を許す。なんとか追い付き、逆転したい関大SOLEOはフォーメーションを3バックにし、前線の人数を増やす。そして後半39分、オーバーラップした岡田一のクロスを交代したばかりの北代が決めて、同点に追い付く。その後も立て続けにチャンスを創る関大SOLEOだったが、後半45分、サイドでフリーキックを与えてしまい、そのフリーキックをヘディングで決められ2対3とされる。その後は、クロスを上げるもシュートまで持っていくことが出来ずに、試合終了。試合後、気持ちのこもったプレーを見せていた吉松は「先制した中で、逆転されてしまう展開は先週も同じだった。試合の中で流れをしっかりと把握し、臨機応変に対応しなければならなかったが打開策が見出せなかったことが敗因だったと思う。しかし、カテゴリー的にも格上の相手に対して闘える部分は多くあった。得点を奪えているので後は失点を減らさなければならない。最終節、立命大との試合は必ず来るので、この負けで下を向くのではなく、最終節勝つためにしっかりと前を向いてまた全員で最高の準備をしていきたい」と振り返った。セットプレーからの失点が目立つなど課題が残った今回の同志社戦。最終節となる次節は勝利を収め、リーグを締めくくりたい。


文責者:乾 巧人

確認者:岩切 浩二