GAME REPORT


2019.05.05 14:00k.o. @西京極総合運動公園陸上競技場
関西学生サッカーリーグ 前期第7節
vs関西学院大学 ●2-3(0-2)

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 前節、京都産業大学に0-2で敗戦し、なかなか勝ち点3を積み重ねることが出来ない関西大学。今節の相手は絶対に負けられない関西学院大学。伝統の一戦を勝ち切りゴールデンウィーク4連戦を勝利で締めくくりたい。
 応援のボルテージが高まる中、関大ボールでキックオフ。立ち上がりは相手にロングボールで押し込まれるが、5分、牧野のクロスから鎌田のファーストシュートでチャンスを作る。このまま関大ペースで試合が進むかと思われたが、関学に攻撃のリズムを掴まれ徐々に試合を支配される。相手に主導権を握られ、立て続けにピンチを迎えるが、鴨川、羽田を中心に相手の攻撃を防ぐ。攻められる展開が続くなか、鎌田を起点に攻撃に転じるもゴールまでは遠い。押し込まれる時間が続くなか、37分サイドを崩されクロスボールがディフェンスに当たりオウンゴールで失点、0-1。45分にはミドルシュートがディフェンスに当たりコースが変わりゴールに吸い込まれ失点、0-2。それと同時に前半終了。
 後半は前半とは全く異なる展開になる。開始早々、天笠のファーストシュートを皮切りに関大が反撃の狼煙をあげる。4分、牧野のスルーパスに抜け出した松本歩がゴールに流し込み得点、1-2。その後もボランチの草刈、天笠が中盤でリズムをつくりピッチを支配する。さらに、長井のロングフィードからサイドを起点にチャンスを多くつくるもなかなか追加点を奪えない。試合を優位に進めていたが、21分に一瞬の隙を突かれコーナーキックから失点し、1-3。なんとか逆転したい関大は、23分に宮脇、25分に澤、39分には松井修を投入する。すると43分、澤の仕掛けから得た牧野のフリーキックを羽田が合わせ得点、2-3。勢いづいた関大はロスタイムに羽田を前線に送りパワープレーに出るがゴールには及ばず試合終了。

 試合後、主将の牧野は「前半から相手ペースで進んでしまったが、後半は立て直すことはできた。その中でも得点力というのはやはり大きな課題だと思うので、積極的にゴールに向かう姿勢などもっと見せたいと思う。次のリーグ戦に向けて全員で準備していきたい。」と振り返った。
ここ4試合勝ち点3を積み重ねることが出来ずに苦しい状況が続いているが、次節、立命館大学に勝利し上位に食い込むことを期待したい。




文責者:荒木 宇太(2回生)
確認者:前田 雅文