GAME REPORT
2019.05.11 11:00k.o. @関西大学高槻G
Iリーグ2019[前期] Aブロック 第1節
vs関西福祉大学A 〇2-1(1-0)

公式記録はこちら

 関西大学高槻キャンパスグラウンドでIリーグ開幕戦が行われた。今年こそ日本一を目指すULTRASの初戦、相手は関西福祉大学。勝ち点3を手にし、勢いをつけたいところだ。
 関大のキックオフで試合が始まった。序盤は初戦ということもあり拮抗した展開が続いた。ファーストシュートは関大。前半8分、久乘が相手ディフェンスからボールを奪い積極的にロングシュートを狙う。シュートは枠を外れたがらこれをきっかけに徐々に関大のペースで試合が進む。何度か立て続けにコーナーキックからチャンスを作るもなかなかゴールを破ることができない。そんな中、前半34分、深澤のフィードに抜け出した久乘が相手ディフェンスに倒されPKを獲得。自らゴールに沈め、待望の先制点が生まれる。その後、ロスタイムに相手フォワードに抜け出され、決定機を作られるも守備陣が体を張って守り切り、前半を無失点で折り返す。
 後半も立ち上がりから関大ペースで試合が進む。しかし、相手にほんのわずかな隙を突かれ、PKを献上。これを決められ追いつかれる展開に。得点を目指し相手を押し込む関大だが決定的なチャンスはなかなか訪れない。後半30分、奥野のコーナーキックからゴール前で混戦になるが、それでもゴールを破ることができない。不穏な空気が流れ始めたと思われたとき、3回生コンビが大きな仕事をやってのける。後半36分、左サイドでボールを受けた途中出場の木戸口がドリブルで仕掛け、折り返しを福原が落ち着いて押し込みゴール。木戸口はこの得点を満面の笑みで「福原がファーに流れていくのが見えた。だから自分がドリブルで引きつけてパスを出した。イメージ通りだった。」と振り返った。このまましっかりと試合を終わらせ2-1。勝ち点3を掴んだ。
 大事な初戦に勝利したが、課題が多く見られる試合でもあった。次節の桃山大学戦までにその課題を修正し、連勝を飾りたいところだ。



文 責:武沢 亮祐(2回生)
確認者:保手濱 直樹