GAME REPORT
2019.10.13 15:45k.o. @阪南大学 高見ノ里グラウンド
Iリーグ2019[前期] Aブロック 第10節
vs 阪南大学B△3-3(1-3)



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Iリーグ最終節、関大ULTRAS対阪南大学Bの試合が阪南大学高見の里グラウンドで行われた。前節まで2連勝と流れに乗っている関大ULTRASは最終節も勝利して3連勝と有終の美を飾りたいところだ。前半は互いに中盤でのボールの奪い合いが激しく、なかなかシュートまで両チーム持っていくことができない。しかし、徐々に関大ULTRASが足立翼を中心に主導権を握り、テンポのいいパスワークを見せ始める。前半14分に木戸口がこの試合のファーストシュートを放つ。このシュートを機に16分には立て続けに木戸口がシュートを放つも得点に結びつけることはできない。攻勢を強めていた関大ULTRASだが、20分に自陣でのミスからショートカウンターを受けてシュートを打たれる。そのシュートは枠を外れたものの、ここから相手の時間となり、24分にはコーナーキックのこぼれ球を拾われシュートを打たれる。しかし、体を張った集中した守りで枠にシュートを打たせない。攻められていた関大ULTRASだが前半34分に足立翼が中央に切れ込み右サイドへとサイドチェンジし、そのまま中へと走り込み青木真の折り返しに反応してシュートを打ち、反撃に出るもそのシュートは枠を捉えることができない。攻勢を強めたい関大ULTRASだが中盤でボールを奪われてそのままカウンターを受けてしまい、ミドルシュートを決められて失点。しかし、関大ULTRASもすぐさま反撃。前半38分クロスのこぼれ球に反応した小坂田がミドルシュートをネットに突き刺し同点に追いつく。この勢いのまま相手ゴールに迫りたいところだったが、一瞬の隙を突かれてロングボールに抜け出され池村が一度は止めるもこぼれ球を押し込まれ再び突き放されてしまう。相手はこのゴールのままに勢いを強めて関大ULTRASゴールに迫る。そして、前半45分に左サイドを崩されクロスを決められて1対3と点差を離されて前半終了。
後半は立ち上がりから関大ULTRASが相手ゴールに攻め込み相手ゴールに迫る。後半3分には浅羽、7分には安田駿の個人突破からコーナー獲得。8分には木戸口のシュートと立ち上がりから相手ゴールをに迫っていく。得点のほしい関大ULTRASは後半12分に木戸口に変えて森を投入。入ってすぐの森のマイナスクロスに安田駿がチャンスを迎えるも相手が体を投げ出してシュートブロックされる。後半13分、吉田伸が中央で相手のボールをインターセプトしてそのまま相手ゴール前まで攻め上がり、足立のクロスに反応したところ相手に押されてPKを獲得。このPKを安田駿がしっかりと決めきる。その後はさらに攻勢を強めて後半17分に森が個人技からシュート。26分には森が相手ペナルティエリア付近で倒されてフリーキックを獲得。そのフリーキックは青木真が狙うも、相手キーパーに止められる。同点ゴールのほしい関大ULTRASは後半32分に足立に変えて橋本が怪我からの復帰後初めて公式戦に途中出場。33分には青木真に変えて久乘を投入。交代出場の久乘が積極的にシュートを放つも枠を捉えきれない。このまま試合終了かと思われた後半ロスタイムにフリーキックの混戦から最後は粂井が押し込み同点に追いつく。その後も逆転ゴールを狙うも3対3のまま試合終了。
最終節は同点だったものの全3得点を4回生が決めて劇的に同点に持ち込み最後まで諦めない関大サッカーの意地を4回生が示してくれた最終節となった。

文 責:深澤 佑太(1回生)
確認者:保手濱 直樹